本日も「こっそり」にご来校いただきまして、ありがとうございます!
ゴールデンウイーク期間中は「賢くなるかもしれない!?」シリーズです。
いつも以上にごゆるりとー(´∀`*)
まずは昨日の問題の解答からです。
えど
めいじ
たいしょう
しょうわ
へいせい
暗号を解読すると「どじょう」が浮かび上がってきます。
そこで主な解答例としては…
「柳の下のどじょう」
一度うまくいったからといって、いつもうまくいくものではない
「二匹目のどじょうを狙う」
成功事例を真似して、自分も同じような結果を得ようとすること
になります。どじょうが出てくれば、あとは単純な語彙力の勝負です。この問題を出したとき、言葉そのものや大まかな意味は知っていても、説明できるレベルの生徒は一部でした。正解率2割といったところでしょうか。
さて暗号解読の問題のコツは、
慣れること
です(*'-'*) 私が教えている生徒たちの中にも、このような暗号解読が得意な子とそうでない子がいます。当初は、
テストの得点や偏差値との相関関係は薄い
と考えていました。ただ何回か繰り返すうちに、
偏差値が高い子は、慣れるのが早い
ことに気がつきました。一例を挙げます。
4月29日の「こっそり」でご紹介した、12個のヒントからなる問題が、「干支」に関連していたと知ったとします。その後
ひ つ ( ) み き か つ
という問題に出会った際、学習能力が高い子は
ヒントが7つ…1週間かな?
といったアプローチからはじめるのです。
ここから学習本来の意義が見えてきます。
「残念な親」はテストでいい点数をとるため、受験に合格するために勉強しなさい、と教えます。
「伸ばす親」は自分で考え、判断し、実行する力を身につけるために勉強しなさい、と教えます。
テストの点数を上げるために勉強するわけではない、というのはキレイゴトでしょ、という方もいらっしゃると思います。受験産業にいる私がいうのもおかしなものですが、
テストの点数は、途中経過であり、目標ではあっても、目的ではありありません。
自分で考える力がどのくらい身についたかを知るために、テストを受けるのが本当のところでしょう。ただ同時に、そのテストに向けて勉強することが悪いことであるとは思いません。テストで高得点を狙って一生懸命勉強することが、子どもたちの学習能力を高めることにつながるのも間違いないのですから。
要は大人が勉強の本質を、その意義を、どのように子どもに伝えるか、にかかっているのだと思います。
本文中の例題
ひ つ ( ) み き か つ
の正解は「ひ」です。
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曜日を訓読みにしたものです。
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