本日も「こっそり」にご来校いただきまして、ありがとうございます!
ゴールデンウイーク期間中は「賢くなるかもしれない!?」シリーズです。
いつも以上にごゆるりとー(´∀`*)
本日は有名な問題を扱ってみます。
授業で出題しても、ほとんどの生徒は正解に辿り着けません。
「この問題知ってる!」という生徒も少なくないのですが、いざ答えをつくる段階になると「あれ・・・?」となるケースが多い問題です。
これは論理性の高い問題にある特徴です。
このような問題をお子さんに出題するときは、頭の中のイメージでよしとするのではなく、しっかり記述させることが大切です。では、がんばってください。
うそつき村と正直村という2つの村があります。
正直村の人は、何でも本当のことを正直に言います。
うそつき村の人は、必ず本当のことと逆のことを言います。
その村へ行く途中、あなたは分かれ道に差しかかりました。
一方は正直村へ、もう一方はうそつき村へ通じています。
そこであなたは1人の村人に出会いました。
正直村に行きたかったあなたは、ちょうどいい、道を聞こうと思ったのですが、この村人は正直村の村人なのか、それともうそつき村の村人なのか分かりません。
もしこの村人が正直村の人なら、正直に道を教えてくれるでしょう。
しかしうそつき村の人なら、まったく反対の道を言われてしまいます。
その人に一言だけ質問をして正直村に行くにはどうすればいいでしょう?
目の前の村人が正直村の人でも、うそつき村の人でも、正直村への道を教えてくれる質問を考える問題です。(正解は複数あります。)生徒がよくやってしまう間違いは、
(一方を指して)こっちが正直村ですか?と聞く
という答えです。その時はシミュレーションをさせます。
もし目の前が正直村の人だったとしたら・・・
指した方が正直村への道なら・・・
指した方がうそつき村への道なら・・・
と考えさせます。そうすると村人の答えがわかれてしまうこの質問では、ダメなことがわかってきます。
シミュレーション力は、思考力の源です。
Try&Errorを繰り返すことで、正解に一歩ずつ近づけます。
【残念な親】は、答えを重視します。
【伸ばす親】は、道筋を重視します。
今回の答えは、Z会が制作した映像でご紹介します。個人的にはストーリーも映像も、非常にクォリティーが高いと思います。答えは、映像内のもの以外でも論理が正しければOKです。(ラストもお見逃しなく!)
https://youtu.be/QwuLSXZkXag
尚、私はこの映像の個人的なファンであって、Z会の関係者ではございません。
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