本日も「こっそり」にご来校いただき
ありがとうございます。
今シリーズは「読書感想文」を
お送りしています。ごゆるりとー(^^)/
前回まで
さて感想文を書く本が決まりました。
かといって、
全部読む必要はありません。
この言葉を伝えると、多くの生徒が
???
となります。
全部読まずに、どうやって
感想文を書くんだ?という顔です。
全部読んでしまうと「あらずじ」を
書きたくなる法則(^^♪
があります。
特に苦手意識がある子は
マス目を早く埋めたい、
規定の枚数を終わらせたい、
という気持ちが強く、
あらすじ7割 感想3割
の「やっつけ感想文」を
完成(?)させます。
ではイメージをつけるために
浦島太郎
を題材に、具体的にすすめましょう。
苦手な子が書くと、こんな感じでしょうか。
『浦島太郎を読んで』
ぼくは浦島太郎という本を読みました。太郎はいじめられていたカメを助けたお礼に竜宮城につれていってもらえました。弱い者を助けたのでいいことがあったのだと思いました。ぼくも誰かがいじめられていたら助けようと思います。でも太郎が竜宮城に行っていた間に、地上では何年も過ぎていました。とても不思議に思いました。開けてはいけない玉手箱を開けてしまい、老人になってしまった太郎がどうなったのか、とても気になりました。
色のついた部分は「あらずじ」です。
あらすじを書いてはいけないのではなく、
あらすじを書いてしまうと
上手な感想文に見えない
ことが問題なのです。
学校の先生をはじめ、
読書感想文の課題を出す側は
本の内容を知りたいのではなく
読み手の心の動きを知りたい
のです。本を買ってもらうための
本のレビューとは別物なのです。
次回につづきます!応援ありがとうございます!
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